






出版社:YYY PRESS
発行年:2024
頁数:178
サイズ128×190mm
製本:ソフトカバー
978-4-908254-12-3 C0072
俳優・臼田あさ美と写真家・川島小鳥がソウルを歩いたフォトセッションが、小さな1冊になりました。
ひとりとひとり、それぞれが過ごした季節は寒さと孤独を抱えつつ、ほどけた春の空気を感じさせてゆきます。
春へ向かうまでの間に3度ソウルを旅した。
旅は短くても長くても、何かをもらったり、はたまた捨ててきたりする。
この旅の写真たちも、喜びと寂しさを大事に抱えてるものたちばかりだ。
―― 臼田 あさ美
「写真を撮らせてほしい」
と言って、ふたりで漢江のほとりに降り立ったのは一週間後だった。
ただ、写真を撮るという行為以外は何もなく。
それぞれ寂しさのなかで。
お互いに寄りかからず、でも一緒に歩いた、忘れたくないソウルの冬。
――川島 小鳥
臼田あさ美と川島小鳥によって韓国・ソウルを舞台に撮影された写真集「ソウルメイト」をYYY PRESSより刊行します。ふたりのフォト・セッションは2023年12月/2024年1月/3月の3回にわたり、冬のソウルの澄んだ空気のもと行われました。
ターニングポイントともなりうる時期を目前にした臼田あさ美が抱える不安や期待、諦念や覚悟のようなものが、同じくキャリアの転換期を迎えつつある同志、写真家・川島小鳥の透徹な眼差しによって、柔らかく写しだされています。
ふたりが敬愛するシンガーソングライター・カネコアヤノによる散文とともに綴じられた一冊をぜひご覧ください。
(出版社紹介文より)