new
2025年ふげん社企画のカレンダーは、写真家の竹沢うるまさんの作品「Boundary」シリーズから、ダイナミックな構図と繊細な色彩が織りなす風景写真13点をフィーチャーしました!
「Boundary」は、アイスランドの地で「境界」をテーマに撮影された作品群です。本シリーズに象徴されるイメージの一つに、アイスランドの火山岩で形成された黒い大地と、その海岸に打ち寄せ砕けた白い波が形作るボーダーラインを、悠々と飛び越えていく鳥の姿を写した写真があります。
国境、人種、宗教、人間が作り出すさまざまな「境界線」は、地球規模の目線で見つめると無効化してしまう、とても曖昧なものであることを私たちに伝えます。
うつろい変化する水の形や大地の美しい色彩を、大判サイズで堪能できる12ヶ月。
最後のページには、写真家本人による書き下ろしコメントが付いています。
■商品情報
2025年カレンダー
竹沢うるま「BOUNDARY」
写真と文:竹沢うるま
デザイン:塚田佳奈
企画・発行:ふげん社
サイズ:W500×H420mm
価格:1,500円+税
プロフィール:
竹沢うるま Uruma Takezawa
1977年生まれ。写真家。同志社大学法学部法律学科卒業。在学中、アメリカに1 年滞在し、モノクロ現像所でアルバイトをしながら写真を学ぶ。帰国後、出版社のスタッフフォトグラファーを経て、2004年よりフリーランスに。その後、写真家としての活動を本格的に開始。2010年〜2012年にかけて、1021日103カ国を巡る旅を敢行し、写真集「Walkabout」(小
学館)と対になる旅行記「The Songlines」(小学館)を発表。2014 年には第三回日経ナショナルジオグラフィック写真賞受賞。2015年に開催されたニューヨーク・マンハッタンでの個展は多くのメディアに取り上げられ現地で評価されるなど、国内外で写真集や写真展を通じて作品発表をしている。主なテーマは「大地」。そこには大地の一部として存在する「人間」 も
含まれる。近著にアイスランドの大地と人間の営みを捉えた写真集「Boundary | 境界」(青幻舎)がある。大阪芸術大学客員教授。
「うるま」とは沖縄の言葉でサンゴの島を意味し、写真を始めたきっかけが沖縄の海との出会いだったことに由来する。
https://uruma-photo.com/