





出版社:赤々舎
ブックデザイン:上西祐理
サイズ:H200mm × W300mm
ページ数:136p + 別丁16p
製本:ソフトカバー
発行:2023年12月
ISBN:978-4-86541-178-2
※カバーに少し折れあり
写真と言葉の波打ち際に、永遠が立ち上がる
長く待たれていた清水裕貴の初写真集。十年に渡る水辺をめぐる旅は、写真と言葉の重層を通して、新しく風景を立ち上がらせた。
水と人の関わりから生きている時間を問い直し、水の循環に巻き込まれている存在の切実な物語を探る。
写真によってつくり出された抽象的で不思議な時空と、言葉の世界、黴と埃の関与 ── それらが合わさって、ここであってここでないどこか、失われた人に会える場所、異なる時間が同時に存在する空間が現れる。
皮膜感の表紙を潜り、撓うページの光とともに、たたずむ影が語りだす。岸辺の写真集。
(出版社紹介文より)