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Gerhard Richter『BEIRUT』

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出版社:WALTHER KÖNIG 発行年:2012年 サイズ:180x240mm 製本:ソフトカバー プリント:カラー ドイツ人画家、ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)の作品集。2012年4月から6月に「ベイルート・アート・センター(Beirut Art Center)」で開催された、作者にとってレバノンでの初の展覧会に伴い刊行された。本展並びに本書は、1980年代半ばから制作されている「オーバーペインテッド・フォトグラフ(Overpainted Photographs)」という写真に油絵具などを塗りつけたシリーズに焦点を当てている。出版物としてはほとんど公開されることがなかった本シリーズの連作は、写真の本質と、抽象絵画における視覚言語に対する作者の長年にわたる関心を結びつけている。このイメージ群は家庭・家族写真、旅行写真、風景写真、山脈の写真やスタジオで撮影したものにまで及ぶ。特に本書内において多く取り上げられている「ミュージアム・ヴィジット(Museum Visit)」は、2011年に制作されたものであり、日頃賑わっているロンドンの美術館「テート・モダン(Tate Modern)」を捉えた写真をもとにした234点の「オーバーペインテッド・フォトグラフ」のシリーズの一つである。 「テート・モダン」の元キュレーターであるアヒム・ボーチャード・ヒューム(Achim Borchardt-Hume)が書き下ろしたエッセイでは、本作に関する考察に加え、作者の幅広い作品群の位置づけについて語っており、「これらの写真は、常にであるが、絵具と絵画のベールを通して、リヒターの私的世界への洞察を得ることができる」と主張する。 「ベイルート・アート・センター」の共同創設者であるラミア・ジョレイジュ(Lamia Joreige)とサンドラ・ダーゲル(Sandra Dagher)による序文も収録。本書は、作者自身が企画し、「ベイルート・アート・センター」、ロンドンの出版社「Heni Publishing」とケルン拠点の出版社「ウォルター・ケーニッヒ(Verlag der Buchhandlung Walther König)」により共同出版された。 (twelvebooks紹介文より)

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