著・文:吉田隼人
出版社:草思社
発行年:2021年
サイズ:四六判
ページ数:264ページ
ボードレール、スピノザ、ハイデガー、ベルグソン、バタイユ、ホフマン、ライプニッツ、カフカ、デカルト、ニーチェ
上田秋成、藤原定家、九鬼周造、塚本邦雄、三島由紀夫、渡辺一夫、波多野精一
十六歳で自殺未遂を犯してから、古今東西の思想書、文学書を唯一の拠り所としてきた著者が、名著のエッセンスを読書時の記憶とともに紹介する一冊です。吉田は、角川短歌賞、現代歌人協会賞受賞の歌人であり、研究者です。やや不穏なタイトルながら、読者を魅惑的な読書の旅に誘う入門書としておすすめ致します。
本書は、ふげん社がまだ築地にあった頃に弊社のホームページで2年間にわたって連載されたエッセイ「書物への旅」に加筆修正、削除、再構成されたものです。