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梨木香歩『ここに物語が』

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出版社:新潮社 発行日:2021/10/29 ページ数:280ページ サイズ:四六判 「どんな本をどんなふうに読んできたか。繰り返し出会い続け、何度もめぐりあう本は、その時々の自分を観察する記録である。」と語る梨木香歩が、この二十年ほどの間に雑誌等で発表した書評をまとめたものであり、最新エッセイも収録しています。 ふげん社で何度も展示いただいている水越武さんのご著書の『真昼の星への旅』についても掲載されています。 長い冬の夜の読書に相応しい一冊としておすすめします。 「日常を表層的に過ぎ行く時間の流れを超えたところに、もうひとつの時間の層がある。世界を推し進める時間軸は実はそのように構成され、人間存在はそのふたつの時間の間でバランスを取って実存している。が、普段そのことに気づく機会は少ない。内部に緊張を孕んで凄まじい張力を感じるような写真に遭遇したとき、ひとは自分がその時間の割れ目に佇んでいることを意識する。」(真昼の星々への旅)

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