

出版社:みすず書房
発行日:2021年8月2日
サイズ:四六判 タテ188mm×ヨコ130mm
ページ数:320ページ
ISBN:978-4-622-09005-2
これまでたくさんの生き物と暮らし、その小さな瞳を見つめることで、僕の胸の内に生まれた小さな生命が灯す光に照らされた場所。それはとてもきれいな場所だけれど、美しさだけに包まれているのでもなく、生きることの根源的な残酷さや無常を孕む場所である。過去に出会い、今はその命を終えてしまっているその生命たちは、どこに消えてしまったのだろうか。
いなくなってもずーと繋がっていとしか言いようのなのない感覚、共に暮らした動物たちへの感情の源を見つめ、その命の姿を綴った「庭とエスキース」の作者による写文集、第二弾。