発行年:2021年
出版社:大日本絵画
サイズ:B5判
ページ数:96ページ
ISBN:978-4-499-20100-1
きのこのヒダから舞いおちた胞子が描く紋様~一胞子紋との出会いで生まれた、
スピリチュアルでチャーミングな絵画世界。
『きのこの絵本』(ちくま文庫)から30年、
八ヶ岳山麓に暮らす画家・渡辺隆次が描き続ける胞子紋画40点とエッセイ。(出版社説明文)
■展覧会情報
『森の天界図像 わがイコン 胞子紋 渡辺隆次きのこ画文集』刊行記念
渡辺隆次 胞子紋の世界展
2021年11月4日(木)〜11月21日(日)
火〜金 12:00〜19:00
土・日 12:00〜18:00
休廊:月曜日
会場:コミュニケーションギャラリーふげん社
〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12
TEL:03-6264-3665 MAIL:[email protected]
渡辺隆次は1939年東京・八王子生まれの画家です。武蔵野美術学校(現 武蔵野美術大学)本科・西洋画を卒業。1977年に八ヶ岳山麓に移住し、現在まで制作を続けています。
本展では、フィリア美術館、作家所蔵の胞子紋画を合わせて32点展示し、一部を販売いたします。ある日、キノコの傘裏から白い胞子が舞い落ちて形作られる文様=胞子紋に出会った渡辺は、胞子紋を「わがイコン(聖画)」と呼び、それに応答するかのように絵筆を加え、「胞子紋画」を制作し始めます。胞子紋画は、自身の能力や意識から離れたところにある、生と死のあわいで活動する菌類がもたらす、偶然の産物を借りて制作されます。「諦念を受容する覚悟のような“祈り“」の作業を続けてきた渡辺隆次の世界を、ご堪能ください。
詳細はこちら
https://fugensha.jp/events/211104watanabe/