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出版社:早川書房
発売日 : 2020/10/15
単行本 : 368ページ
アメリカ出身作家が、2001年に来日し、仕事のかたわら日本語を勉強しつつ、十年余りを東京で過ごした際の紀行文。筆者は、江戸時代から街に響き続ける東京の「時の鐘」を訪れ、日本文化に触れていきます。南青山で38年間営業し2013年に閉店した在りし日の「大坊珈琲店」も登場します。都会のエアポケットのような場所として描かれ、マスターの大坊勝次さんとの交流も描かれています。
英国の伝統ある旅行専門書店が主催する“スタンフォード・ドルマン・トラベルブック・オブ・ザ・イヤー賞”最終候補。