出版社:ナナロク社
判型:195 × 127 mm
頁数:208頁
製本:ハードカバー
発行年:2019
2014年、愛知県美術館での「事件」も記憶に新しい写真家・鷹野隆大が初めて語る、写真、性、文学。
男性ヌードを被写体に、ジェンダーやセクシャリティを問う作品で独自の高い評価を得る写真家・鷹野隆大氏の初となるエッセイ集。
日本経済新聞の連載に書き下ろしを加え、執筆とあわせて撮影された街の風景を中心とした写真作品も随所に挿み込まれます。
夏目漱石『こころ』、『雨月物語』、映画『トラック野郎』まで、古今の名作を題材に、性の多様性を見つめ、物語を写真的に再解釈して描く文学的なエッセイのほか、写真論、街歩き、趣味の古武術など、幅広い題材が語られます。