谷内こうた『のらいぬ』
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谷内こうた『のらいぬ』

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谷内こうた 1973.6 24P 至光社 絵本に記された言葉は最小で、戸惑ってしまうほど。 そこには大きく青く広がる夏の空と海、真っ白な砂山があるばかり。 寡黙な絵本です。 作者の谷内こうた(1947-2019)は自作をこのように語っています。 「あつい日 砂山で目をつむれば 不思議な世界になります それは 騒々しい日常の世界に ぽっかりあいた 底なしの静かな空間です 全ての音は この圧縮された空気の中で 間遠く聞こえ ものうい風に吹かれてねむれば 砂粒のひとつにも 乾いた雑草の一葉にもなれるのです 海辺ののら犬も きっと こんな夢をみることでしょう」 あつい夏の日に出会った少年とのらいぬの情景があたたかく、時に淋しく胸を打ちます。 だれもが経験する少年の夏の日の一コマのようでもあり、夢幻の世界に迷い込んだようでもあり、強く心惹かれる絵本です。 遠い日の自分に出会いたい大人のために、親友にプレゼントしたい高校生や中学生に、つよくおすすめする半世紀のロングセラーです。