出版社:L'ARTIERE
発行年:2018年
サイン入り
私たちの日常生活で「ブラックアウト」といえば、めまい、意識消失などの意味で使われますが、本書では「舞台の暗転」を意味します。ページをめくると、まるで場面が暗転するかのように、主にインドで撮影されたという被写体ー人、大地、生活が、次々と物語を伴い登場します。表紙の透かし印刷や、見開きの右ページにのみ作品を載せ空白を贅沢に使うレイアウトなど、数々の趣向が凝らされています。
また、写真のディテールを拡大したページが時折挿入され、被写体の質感やテクスチャーへのこだわりが伝わってきます。
イタリアの出版物のため、日本での取り扱いは大変貴重となっています。