土屋勝義・新納翔写真集『築地ラビリンス』
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土屋勝義・新納翔写真集『築地ラビリンス』

¥1,944 税込

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築地ラビリンス 土屋 勝義 新納 翔 800 部限定 2016 年12 月6 日発売 生まれも育ちも築地であるコマーシャルフォトグラファーの土屋勝義と、警備員として築地市場で働きながら撮影をしてきた若手写真家の新納翔による異色のコラボ写真集。 定価:1,800 円+税 判型:B5 横(257×182) 頁数:フルカラー64 頁 製本:並製本 デザイン:三村 漢 英訳:中山 ゆかり 発行:ふげん社 印刷:渡辺美術印刷株式会社 ISBN:978-4-908955-01-3 「築地ラビリンス」あとがきより 土屋の華やかなポートレートが、光の当たる場所でめ まぐるしく移り変わる都市の表層を軽妙に写し取っていくものだとするならば、新納の写真は暗がりに潜んでいる得体の知れない都市の実像を掠め取ろうとするもので ある。もしかしたら、その衣の下には、ただぽっかりと 空洞があるだけかもしれない。そんな危うさを秘めながらも「ファインダーをのぞき、シャッターを切る」という彼らの営為は止められない。被写体に対するアプローチや作風は一見交わらないように見えるが、両者の作品を並べてみてみると、東京という都市そのものの両面性をみごとに表現していることに気づく。土屋の演出する煌びやかな世界が美しければ美しいほど、新納が暴く都市の実像が意味をなしてくる。両人が織りなす、都市の表層と深層というアンビバレンスなイメージに、見るものは強く揺さぶられるのだ。東京という巨大都市の揺らぎ、不安定さは、何よりも一個人の生の揺らぎを想起させる。 今まさに都市が形作られ破壊されようとしているこの ホットスポットで、二人の写真家がとらえる、一つの街 が織りなす生と死の明滅に耳を研ぎ澄ませてほしい。(ふげん社 関根 史)